短歌

甘たるき香水こもる雲天井
Despacitoや雑念やおらに

灰色の雲に覆われた商店街の空

そこのけと眼光飛ばすフラミンゴ
水場めがけて列など知らず

水場へ向かうフラミンゴたち

一人旅の匂い多分鼻呼吸
ばかり静かにしているからかな

渓流に集ひ避暑かな人々や
我はビールのさらに熱きに

雨上がり草刈り跡も青臭き
蝉しぐれにも過去はにほへり